脳神経内科
患者さん一人ひとりに時間をかけて考えながら問診、
診察をして、じっくりと検査・治療計画を
たてることができます。
脳神経内科診察は詳細な問診聴取と丁寧な神経学的所見を行えば、
ほとんどの疾患は診断が可能といわれるくらいに問診と診察は重要です。
患者さん一人ひとりの病状や悩みをじっくり聞いて、
丁寧な診察を行うことは患者さんにとっても満足度が高くなります。
大学病院と市中病院をバランス良く経験して、
キャリアを積んでいきます。
本学脳神経内科の歴史は40年以上になりますが、時間をかけて静岡県内の医療体制を整えてきました。例えば日本神経学会の教育施設数について、より長い歴史を持つ大学を有する各都道府県と比較しても、遜色のない施設配置・人員配置となっています。
静岡県内の教育施設9つのうち、6つが本学脳神経内科の関連施設です。県内外の関連施設や大学を経験しながら、地域・世界に貢献するGeneral Neurologist、Specialistを育成し、生涯教育に繋げます。
本学脳神経内科の出向・関連施設については、こちらをご参照ください。
パーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症といった
難病が多く、多職種との連携によるチーム医療を
実践しています。
神経難病の多くは脳神経内科医一人の力では治療が困難で、医師以外の多職種のメディカルスタッフが、患者とともにそれぞれの専門性をもとに、高い知識と技術を発揮し、互いに理解し目的と情報を共有して、連携・補完しあい、その人らしい生活を実現することを目指します。
治せる疾患が増えてきており、
また治せるとまではいえないが治療により
進行を遅らせることが出来るような疾患が
増えてきました。
脳神経内科は以前は診断はついても治療がない、という時代がありました。でもそれは昔の話です。今では、多くの疾患でさまざまな新規治療法が開発されており、治せる時代になっています。当院では積極的に新薬を使用しています。
脳波・筋電図といった神経生理検査を学習でき、
技術を身につけることができます。
当院ではてんかん専門医、臨床神経生理学会専門医(脳波・筋電図)による専門的な教育を受けることができます。脳波判読が苦手な脳神経内科医は多いですが、焦らずじっくり勉強すれば読めるようになります。
急性期から慢性期までの幅広い疾患を
習得することができ、生活スタイルに合わせた
働き方も可能です。
脳神経内科疾患には脳卒中や脳炎、痙攣のような急性期治療が中心になるものから、神経変性疾患で状態が安定している方や脳卒中の急性期治療が終わって症状が安定しリハビリや療養を中心とした治療が必要な方まで、幅広く見ることができ、自分の生活スタイルに合わせた働き方が可能です。