医学生・研修医のみなさんへ(脳神経内科)

臨床の力
- 入院は年間150~180例。県西部・中部を中心とした多くの医療機関と連携し、Common diseaseから超希少疾患まで幅広く対応しています。
- 専攻医プログラム等を通じ、脳神経内科の臨床に強いプロフェッショナルを育てます。また、整形外科、脳神経外科、内科の他専門診療科、耳鼻咽喉科、眼科、リハビリテーション科などの専門医と連携し、総合的な臨床能力を高めます。
- 裁量労働制を柔軟に適用し、「メリハリの効いた働き方」を達成しています。例えば、当科のカンファレンス・回診・抄読会・薬の説明会などは、全て平日の日勤時間帯に行っています。

教育体制
診療参加型臨床実習
- 脳神経内科の診療では「問診を基に診察をどのように組み立てるか」「問診・診察を基にどのような病態を想定し、高位診断・鑑別疾患するか」「患者さんが何について最も困っているか」を最も重視します。
- このため、当科の病棟実習では最初の1日半は担当患者さんの問診・診察を丁寧に行います。その間、学生とスタッフで上の3つのポイントについてDiscussionし、考える力を養成します。又、ご協力下さる外来患者さんの問診を学生が行う曜日も他に設けています。

卒後教育
- 日本神経学会専門医が教育指導にあたっています。昭和52年の附属病院診療開始以来40年以上の歴史があり、多様な神経疾患について多くの患者さんの診療データに接することができます。豊富な電子ジャーナルで最新の知見を取得し日常診療を進めています。
- 脳波判読、神経伝導検査、針筋電図は学会専門医の指導のもと、高い技術・能力を身に着けることができるようになります。

本学や関連施設での専攻医研修・配属・復職を検討している方は、「説明会・お問い合わせ」のページからお問い合わせください。併せて、「第一内科の行動目標(コンピテンシー)」もご覧ください。
治療だけでなく、ご家族と共に生活をサポート。
脳神経内科の患者さんは、麻痺があって手を動かせない、歩けない、など生活に直接支障のある方が多く、それを手助けしたいという思いからここを選びました。脳神経系の疾患には、治る病気もあればまだ治療法が解明されていない難病もあります。ここでは病気の治療だけでなく、メンタル面のフォローから在宅治療する患者さんの家族への指導など、医療者が患者さん、家族と一緒に日常生活を笑顔で送れるようにサポートしています。その一体感が魅力であり、やりがいにもつながります。

診断が難しい病気。ここが最後の砦。
神経難病と言われるALSやパーキンソン病、認知症などの他、診断をつけるのがとても難しい病気もあります。浜松医大に検査入院するまで複数の病院で診断しても結論が出なかった患者さん、他の病気と思われて手術、治療をしても治らなかった患者さんもいます。そうした患者さんの話をしっかり聞いて検査して病名をつけ、その後の生活に向き合い、道筋を立てていくのが私たちの仕事です。県内に脳神経内科がある病院自体が少ないので、患者さんにとってはここが最後の砦ですから、県西部の地域医療を支えているという実感があります。

上下関係の垣根が低い、アットホームな医局。
医局内はとてもアットホームな雰囲気で、5人いる先生は皆さん気さくで優しく、診療のこともプライベートなことも何でも相談できます。私含め入局1年目の同期2人にとっては凄く心強い存在です。まずは自分で診断をつけられるようになるのが今の目標です。今年結婚して家庭と仕事の両立になりますが、今後もずっと浜松医大で働きたいと思っています。基本土日休みで残業も少なく、プライベートの時間も確保できるので、趣味のクラリネットも続けるつもりです。オンもオフも充実した女性医師を目指します。

就職希望者へのメッセージ
ここには県西部の神経内科の症例が集まり、珍しい病気も少なくありません。学会での発表機会も多いですが、研究熱心で色々な知識を持つ先生方が温かく指導してくれるので安心です。とても勉強になりますよ。

キャリアプラン
本学脳神経内科では、キャリア形成に習熟した専任医師が個々の事情に応じて「効率的な専門医資格の取得にむけての方策」「奨学金返済期間を最短化したキャリア形成」「専門医資格取得後・学位取得後のモチベーションの維持」「休職前後のスムーズな復職・Sustainableな働き方のサポート」などの諸問題について本人・関連施設も含めて相談しながら、『人生100年時代(生涯現役時代)』に適応したしなやかで逞しい医療人を育成します。
1・2年目
大学病院
1 or 2 年間
連携病院
0 or 1 年間
初期研修
浜松医科大学附属病院(以下大学病院)の初期臨床研修プログラム
※他病院の研修プログラムを選択後、3年目から本学プログラム参加も可
たすきがけ研修による大学病院と連携病院両方での研修
- 「大学病院と連携病院のたすきがけ研修」を薦めています。
-
- 異なる特色を持つ施設を幅広く研修
- 様々な診療科の指導医のもとで高い臨床能力を習得
- 豊富な症例を経験でき、早期専門医取得に有利
- 初期研修 連携病院リスト
-
- JA静岡厚生連 遠州病院
- 浜松医療センター
- 浜松赤十字病院
- 浜松ろうさい病院
- 社会福祉法人聖隷福祉事業団総合病院聖隷浜松病院
- 社会福祉法人聖隷福祉事業団総合病院聖隷三方原病院
- 磐田市立総合病院
- 中東遠総合医療センター
- 市立湖西病院
- 公立森町病院
- 市立島田市民病院
- 市立御前崎総合病院
- 榛原総合病院
- 藤枝市立総合病院
- 焼津市立総合病院
- 静岡県立総合病院
- JA静岡厚生連 静岡厚生病院
- 静岡赤十字病院
- 地方独立行政法人 静岡市立静岡病院
- 静岡済生会総合病院
- 静岡市立清水病院
- 沼津市立病院
- 聖隷沼津病院
- 独立行政法人国立病院機構静岡医療センター
- 富士市立中央病院
- 富士宮市立病院
- (愛知県豊橋市)独立行政法人国立病院機構 豊橋医療センター
- (愛知県田原市)愛知県厚生農業協同組合連合会 渥美病院
- (北海道帯広市)社会医療法人 北斗 北斗病院
3~5年目
- Aコース
- 大学病院
1 or 2 年間 - 連携病院
1 or 2 年間
- Bコース
- 大学病院
0.5 or 1 or 2 年間 - 連携病院
1 or 2 or 2.5 年間
専門研修(後期研修)
大学病院の内科専攻医プログラム
A.内科基本コース(定員5名)全ての内科領域を研修
B.診療科重点コース(定員25名)内科専門医・脳神経内科専門医になるための研修
- 「B.診療科重点コース」を薦めています。
-
- 早期専門医取得に有利(最短6年目で総合内科専門医取得)
- 脳神経内科は多くの内科他科の病態が合併するため、早期から脳神経内科研修を開始しても、全科にわたる総合診療能力を高めることが可能
- 後期研修A 連携病院リスト
-
- 磐田市立総合病院
- 市立御前崎総合病院
- 市立湖西病院
- 菊川市立総合病院
- 国立病院機構天竜病院
- JA静岡厚生連遠州病院
- 聖隷浜松病院
- 聖隷三方原病院
- 浜松医療センター
- 浜松ろうさい病院
- 浜松赤十字病院
- 中東遠総合医療センター
- 静岡県立総合病院
- JA静岡厚生連静岡厚生病院
- 静岡済生会総合病院
- 静岡市立静岡病院
- 静岡市立清水病院
- 静岡赤十字病院
- 静岡徳洲会病院
- 市立島田市民病院
- 榛原総合病院
- 藤枝市立総合病院
- 焼津市立総合病院
- NTT東日本伊豆病院
- 静岡県立静岡がんセンター
- 沼津市立病院
- 富士宮市立病院
- 静岡医療センター
- NTT東日本関東病院
- 国立循環器病研究センター
(特別連携病院)
- 坂の上ファミリークリニック/坂の上在宅医療支援医院
- 公立森町病院
- 浜松市国民健康保険佐久間病院
- 浜松市リハビリテーション病院
- 浜松南病院
- 北斗わかば病院
- 国立病院機構静岡てんかん・神経医療センター
- 伊豆保険医療センター
- 裾野赤十字病院
- 三島共立病院
- 三島総合病院
- 共立蒲原総合病院
- 新城市民病院
- 後期研修B 連携病院リスト
-
- 浜松医療センター
- 聖隷浜松病院
- JA静岡厚生連遠州病院
- 北斗わかば病院
- 独立行政法人国立病院機構天竜病院
- 磐田市立総合病院
- 焼津市立総合病院
- 静岡赤十字病院
- 独立行政法人国立病院機構静岡てんかん・神経医療センター
- 独立行政法人国立病院機構静岡医療センター
- 国立循環器病研究センター
6~10年目
大学病院
0~3 年間
研究思考が強い
メンバーは
4年間以上も可
連携病院
2~5 年間
6~10年目
専門医資格の取得前後の時期
メンバー個々の資格取得・目指す方向性・奨学金返済・ライフイベントなどの状況を相談しながら
- 「大学病院勤務」と「連携病院勤務」のバランス
- 「急性期疾患を重点的に診察する連携病院勤務」と
「変性疾患を重点的に診察する連携病院勤務」のバランス - 「大学院に入学し基礎研究を行う」か「連携病院に勤務し臨床研究を行う」か
について個人に希望を尋ね、各施設の人員等を勘案しながら調整します。
卒後10年で医師生活が終わるわけではなく、私たちは自律的に活動しながら、息長く20年・30年・40年・50年と患者さんや社会に貢献し続けたいと考えています。持続可能な人生・社会貢献・医療のための仕組み作りを常に洗練させていきます。
本学や関連施設での専攻医研修・配属・復職を検討している方は、「説明会・お問い合わせ」のページからお問い合わせください。
- 専門医取得の目安
- 6年目:総合内科専門医取得
7年目~:神経学会専門医取得
静岡県医学修学研修資金(ふじのくに奨学金)利用のかた
本学脳神経内科では、キャリア形成に習熟した専任医師が個々の事情に応じて「効率的な専門医資格の取得にむけての方策」「奨学金返済期間を最短化したキャリア形成」「専門医資格取得後・学位取得後のモチベーションの維持」「休職前後のスムーズな復職・Sustainableな働き方のサポート」などの諸問題について本人・関連施設も含めて相談しながら、『人生100年時代(生涯現役時代)』に適応したしなやかで逞しい医療人を育成します。
1・2年目
大学病院
1 or 2 年間
連携病院
0 or 1 年間
初期研修
浜松医科大学附属病院(以下大学病院)の初期臨床研修プログラム
※他病院の研修プログラムを選択後、3年目から本学プログラム参加も可
たすきがけ研修による大学病院と連携病院両方での研修
- 「大学病院と連携病院のたすきがけ研修」を薦めています。
-
- 異なる特色を持つ施設を幅広く研修
- 様々な診療科の指導医のもとで高い臨床能力を習得
- 豊富な症例を経験でき、早期専門医取得に有利
- 初期研修 連携病院リスト
-
- ☆JA静岡厚生連 遠州病院
- ☆浜松医療センター
- ☆浜松赤十字病院
- ☆浜松ろうさい病院
- ☆社会福祉法人聖隷福祉事業団総合病院聖隷浜松病院
- ☆社会福祉法人聖隷福祉事業団総合病院聖隷三方原病院
- ☆磐田市立総合病院
- ☆中東遠総合医療センター
- ☆市立湖西病院
- ☆公立森町病院
- ☆市立島田市民病院
- ☆市立御前崎総合病院
- ☆榛原総合病院
- ☆藤枝市立総合病院
- ☆焼津市立総合病院
- ☆静岡県立総合病院
- ☆JA静岡厚生連 静岡厚生病院
- ☆静岡赤十字病院
- ☆地方独立行政法人 静岡市立静岡病院
- ☆静岡済生会総合病院
- ☆静岡市立清水病院
- ☆沼津市立病院
- ☆聖隷沼津病院
- ☆独立行政法人国立病院機構静岡医療センター
- ☆富士宮市立病院
- (愛知県豊橋市)独立行政法人国立病院機構 豊橋医療センター
- (愛知県田原市)愛知県厚生農業協同組合連合会 渥美病院
- (北海道帯広市)社会医療法人 北斗 北斗病院
☆…静岡県の指定する公的医療機関
3~5年目
- Aコース
- 大学病院
1 or 2 年間 - 連携病院
1 or 2 年間
- Bコース
- 大学病院
0.5 or 1 or 2 年間 - 連携病院
1 or 2 or 2.5 年間
専門研修(後期研修)
大学病院の内科専攻医プログラム
A.内科基本コース(定員5名)全ての内科領域を研修
B.診療科重点コース(定員25名)内科専門医・脳神経内科専門医になるための研修
- 「B.診療科重点コース」を薦めています。
-
- 早期専門医取得に有利(最短6年目で総合内科専門医取得)
- 脳神経内科は多くの内科他科の病態が合併するため、早期から脳神経内科研修を開始しても、全科にわたる総合診療能力を高めることが可能
- 後期研修A 連携病院リスト
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- ☆磐田市立総合病院
- ☆市立御前崎総合病院
- ☆市立湖西病院
- ☆菊川市立総合病院
- ☆国立病院機構天竜病院
- ☆JA静岡厚生連遠州病院
- ☆聖隷浜松病院
- ☆聖隷三方原病院
- ☆浜松医療センター
- ☆浜松ろうさい病院
- ☆浜松赤十字病院
- ☆中東遠総合医療センター
- ☆静岡県立総合病院
- ☆JA静岡厚生連静岡厚生病院
- ☆静岡済生会総合病院
- ☆静岡市立静岡病院
- ☆静岡市立清水病院
- ☆静岡赤十字病院
- 静岡徳洲会病院
- ☆市立島田市民病院
- ☆榛原総合病院
- ☆藤枝市立総合病院
- ☆焼津市立総合病院
- NTT東日本伊豆病院
- ☆静岡県立静岡がんセンター
- ☆沼津市立病院
- ☆富士宮市立病院
- ☆静岡医療センター
- NTT東日本関東病院
- 国立循環器病研究センター
(特別連携病院)
- 坂の上ファミリークリニック/坂の上在宅医療支援医院
- ☆公立森町病院
- ☆浜松市国民健康保険佐久間病院
- ☆浜松市リハビリテーション病院
- 浜松南病院
- 北斗わかば病院
- 国立病院機構静岡てんかん・神経医療センター
- ☆伊豆保険医療センター
- ☆裾野赤十字病院
- 三島共立病院
- ☆三島総合病院
- ☆共立蒲原総合病院
- 新城市民病院
☆…静岡県の指定する公的医療機関
- 後期研修B 連携病院リスト
-
- ☆浜松医療センター
- ☆聖隷浜松病院
- ☆JA静岡厚生連遠州病院
- 北斗わかば病院
- ☆独立行政法人国立病院機構天竜病院
- ☆磐田市立総合病院
- ☆焼津市立総合病院
- ☆静岡赤十字病院
- 独立行政法人国立病院機構静岡てんかん・神経医療センター
- 独立行政法人国立病院機構静岡医療センター
- 国立循環器病研究センター
☆…静岡県の指定する公的医療機関
6~11年目
大学病院
0~3 年間
研究思考が強い
メンバーは
4年間以上も可
連携病院
2~5 年間
6~11年目
専門医資格の取得前後の時期
メンバー個々の資格取得・目指す方向性・奨学金返済・ライフイベントなどの状況を相談しながら
- 「大学病院勤務」と「連携病院勤務」のバランス
- 「急性期疾患を重点的に診察する連携病院勤務」と
「変性疾患を重点的に診察する連携病院勤務」のバランス - 「大学院に入学し基礎研究を行う」か「連携病院に勤務し臨床研究を行う」か
について個人に希望を尋ね、各施設の人員等を勘案しながら調整します。
卒後10年で医師生活が終わるわけではなく、私たちは自律的に活動しながら、息長く20年・30年・40年・50年と患者さんや社会に貢献し続けたいと考えています。持続可能な人生・社会貢献・医療のための仕組み作りを常に洗練させていきます。
本学や関連施設での専攻医研修・配属・復職を検討している方は、「説明会・お問い合わせ」のページからお問い合わせください。
- 専門医取得の目安
- 6年目:総合内科専門医取得
7~11年目:神経学会専門医取得
※神経専門医取得以降の人事
神経専門医取得以降の人事については、本人・県・大学の協議により決定
連携病院

☆…静岡県が指定する公的医療機関
第一内科出身のクリニック・個人病院の勤務
あつみ脳神経内科クリニック、有玉病院、井熊内科、池谷医院、いしだクリニック、うらかわエマオ診療所、大井医院、おおくらクリニック、おおつ内科小児科、大宮望月クリニック、片岡医院、河北総合病院、かわさきクリニック、北島クリニック、くまがい内科消化器科クリニック、クリニック・パパ、けいクリニック、こだいらクリニック、社団若梅会 さかきばらクリニック、座光寺医院、さなるサンクリニック、佐野内科クリニック、三軒茶屋内科診療所、志都呂クリニック、しみず巴クリニック、鈴木内科クリニック、鈴木内科消化器科病院、せのおクリニック、平良内科、高遠内科クリニック、高橋医院、高平内科、竹内クリニック、田中消化器科クリニック、東漢堂内科クリニック、尖石診療所、戸澤内科消化器科クリニック、長尾クリニック、中川原内科胃腸科医院、永松医院、なかむらクリニック、なわの内科医院、のがきクリニック、ハーモニーファミリークリニック、浜名クリニック、東静岡クリニック、常陸クリニック、日乃出ごとう内科クリニック、平野医院、ひろクリニック、笛吹中央病院、藤島クリニック、北斗わかば病院、まつうらクリニック、松下クリニック、丸山クリニック、みさと健和クリニック、溝口ファミリークリニック、箕岡医院、もくぼ内科クリニック、やすだ医院、医療法人社団倫誠会 山下クリニック、山田医院、山田消化器内科クリニック、山本クリニック、吉岡クリニック、和田医院
研究業績
一人一人の患者さんに丁寧に関わり、当科ではこれまでに代謝性神経疾患を中心に新たな知見、先駆的な知見を発表してきました。
下記は当科で発見され、確立した新たな神経疾患です。
無セルロプラスミン血症、Wernicke様脳症、乳酸脱水素酵素筋型サブユニット欠損症、成人型ミトコンドリア三頭酵素欠損症
また、希少神経疾患で新に発見した遺伝子変異です。
NKX2.1遺伝子(良性遺伝性舞踏病)、ALS2遺伝子(家族性若年性筋萎縮性側索硬化症)、PLTP遺伝子(ビタミンE欠乏による運動失調症)、PGK遺伝子(筋型糖原病:ホスホグリセリンキナーゼ欠損症)
現在の診療科長は神経変性疾患、自律神経障害、てんかん、神経生理検査で数多くの業績があります。とくにパーキンソン病の心臓交感神経障害の病態に関しての知見には特筆すべきものがあります。今後これまでの実績を生かしながら、当院で神経・難病センターに患者を集約して、これらの研究をさらに発展させていきます。
主な業績は以下のリンクを参照ください
診療科長・中村友彦
光尖端医学教育研究センター所属の長島優は、アルツハイマー病やパーキンソン病などの疾患を対象にして、光技術を用いて診断や治療行う新しい医療技術の開発を行っております。詳細は以下のリンクをご参照ください。
光尖端医学教育研究センター所属・長島優
また、光尖端医学教育研究センター 生体機能イメージング研究室や浜松ホトニクスの協力により、PET(Positron Emission Tomography)を用いた脳画像研究を行っており、認知症や神経免疫疾患の病態や、非侵襲的脳刺激であるtDCS(transcranial direct current stimulation)の作用メカニズムの研究などに取り組んでいます。詳細は以下のリンクをご参照ください。
生体機能イメージング研究室・武内智康